2024.05.07

100人の夫を持つハーブ!? 女性を元気づけるシャタバリの魅力

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アーユルヴェーダで欠かせないハーブのひとつで、近年メディカルハーブの分野でもポピュラーになっているハーブ、シャタバリ。
女性の機能に働きかけることから、女性を元気づけるハーブとも言われています。

そこで今回、あらためてシャタバリの魅力をご紹介します!

100人の夫も持つハーブ!?

シャタバリの学名は「Asparagus racemosus」で、インドやアフリカに原生するアスパラガスの一種。
和名では「野生アスパラガス」とも呼ばれます。

シャタバリという名は、サンスクリット語で「100本の根をもつ植物」と言われ、肥大化した根が特徴的です。
女性の強壮剤として使われることから転じて「100人の夫を持つ人」を意味するとも言われています。

女性を元気づけるお助けハーブ

アーユルヴェーダでは女性の機能をサポートするために、シャタバリを広く薦めています。
特に、ゆらぎがちな女性リズムを整え、その前兆に現れる不安やストレスのケアにも役立ちます。
消化をサポートする働きも期待できます。

スープのように味わうハーブティー

シャタバリは、根っこハーブ独特のえぐ味はなく、ほっこりした甘さの中にほろ苦さがあり、スープのような風味が楽しめます。
淡白な風味はどのハーブとも合わせやすく、いつも飲んでいるハーブティーにトッピングするのも◎
女性を守るさまざまな働きを持っているので、常備しておくと心強いハーブですね。

なお、enherbにおいて、シャタバリが唯一ブレンドされているハーブティーが「女性リズムを笑顔で過ごしたい時に」。
シャタバリ以外にも、女性を守るハーブがブレンドされていますので、規則正しい穏やかな毎日のためにも、ぜひお試しくださいね。
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ハーブのトリビア
2024.04.30

5月のおすすめハーブ「セージ」

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爽やかで過ごしやすい季節になってきましたね。
一方で気が滅入ったり、無気力な状態に陥るなど、心身の不調が表れる時期でもあります。
これがいわゆる「5月病」です。
ココロとカラダが発するSOSサインに気付いたら、気分転換を図る、十分に休息をとるなど、自分なりのリフレッシュ&リラックス方法を見つけて、新緑の季節を満喫しましょう。

そこで今回は、カラダの調子とココロのバランスを整えてくれるハーブ「セージ」をご紹介します。

樟脳に似た香りのコモンセージ

地中海北岸を原産とするシソ科の多年草。ベルベットのようにしっとりとした手触りの葉に、樟脳(しょうのう)に似たすっきりとした香りが特徴です。
数ある変種の中で代表的なものは「コモンセージ」という種で、肉料理の臭い消しやハーブティーに、また古くからその清浄やひきしめのチカラを期待して、歯磨きなどにも活用されています。

長生きしたい者は5月にセージを食べよ

コモンセージは、別名「薬用サルビア」とも呼ばれ、古代ギリシアの時代から薬草として用いられてきました。
「長生きしたい者は5月にセージを食べよ」や「庭にセージを植えているものがどうして死ぬことができようか」といった諺が残されていることからも、健康維持や長命を願って使われてきたことがうかがえます。

甘く温かみのある香りのクラリセージ

また、アロマセラピーの精油には「クラリセージ」という種も用いられます。
紅茶のように甘く温かみのある香りが、緊張や不安でこわばったココロをやわらげ、気分を明るくしてくれると言われています。
生活のリズムが崩れがちな時、なんとなく気が急いて落ち着かない時などに、ココロのバランスを整えてくれるでしょう。

セージのチカラを活用して、5月も健やかにお過ごしくださいね。
※カラダへの働きかけにチカラがあるため、通常よりもデリケートな状態にある妊娠中、授乳中の方は、使用をお控えください。
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季節のおすすめハーブ
2023.08.25

チカラみなぎる〈根っこ〉系ハーブ ~シャタバリ編~

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より良い環境を求めて自由に動き回ることができる人間と違い、植物は、与えられた場所で根を張り、その地で生きていかなければいけません。
そのたくましさの源となるのが、地中に埋まった〈根っこ〉。
大地の栄養をたっぷり吸収し、植物の成長を支える役割を担っているのですね。
そんな〈根っこ〉を活用したハーブの魅力に注目。

前回の〈4大根っこハーブ編〉に続き、〈シャタバリ編〉をご紹介します。

女性に寄り添う根っこハーブ「シャタバリ」

「シャタバリ」というハーブをご存じですか?
あらゆる根っこの中でも特に、女性に嬉しい働きをしてくれると、最近注目を集めているハーブなんです。

「シャタバリ」は、インドの古語で〈100本の根を持つ植物〉を意味します。
インドのアーユルヴェーダで、女性の若々しさや健康をサポートするために使われることから、「シャタバリ」を飲めば〈100人の夫を持てる〉と言われるようになったそう。
ゆらぎがちな女性リズムを整え、その前兆に現れる不安やストレスのケアにも役立ち、消化をサポートする働きも期待できます。

スープのように味わうシャタバリティー

「シャタバリ」は、ほっこりとした甘さの中に、ほろ苦さがあるスープのような風味も特徴のひとつ。女性リズムを整えるため、日常的に飲むのがおすすめです。

暑いからといって、冷たいものばかりを飲んだり食べたりしていると、冷えが気になってしまいます。
温かいシャタバリティーを用意して、ホッとひと息、自分のための時間をつくりましょう。

こちらもおすすめ! ブレンドハーブティー「黒豆ごぼう茶」

単独では、すこし苦味もあり、飲みにくさのある根っこハーブ。
しかし、他のハーブとブレンドすることで、風味豊かな味わいが楽しめます。
そこでおすすめなのが、根っこハーブの恵みをたっぷりと体感できるブレンドハーブティー「黒豆ごぼう茶」。

ほっこりとした風味のある黒豆に、根っこハーブを代表するバードックやダンディライオンルート、ターメリックなどを合わせ、すっきり感を応援するブレンドです。
しっかりと温めてくれるので、夏の冷房が苦手な人にもおすすめです。

きれいもすっきりも、根っこハーブの巡るチカラが大活躍!
あなたに合った根っこハーブティーを、お試しくださいね。

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
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ハーブのトリビア
2023.04.10

4月のおすすめハーブ「カモミール」

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新入学の小学生や新社会人を見ると、初々しい気持ちになれますよね。
新たな一歩を踏み出す彼らだけでなく、私たちも新しい仕事や人間関係など、4月は環境の変化にとまどう場面が多々あります。
ここでストレスを抱えこんでしまうと、慌しさがひと段落する5月頃にココロがスランプ状態へと陥ってしまいます。

そこで今日は、心身のストレス対策に欠かせない、リラックスハーブの代表格「カモミール」をご紹介します。

ココロとカラダにやさしい万能ハーブ

世界で最も親しまれているハーブのひとつ、カモミール。
紀元前から栽培され、薬草としても古くから活用されてきました。
現在でも万能ハーブとして、様々な心身の不調に用いられています。

和名の「カミツレ(加密列)」は、オランダ語の「kamille(カミッレ)」を語源とし、日本には江戸時代にオランダ医学の薬の一つとして、渡来したといわれています。

〈植物のお医者さん〉コンパニオンプランツ

カモミールは別名の多いハーブでもあり、甘いリンゴの香りをもつことから古代ギリシア人は「大地のリンゴ」(カマイメロン)と名づけました。

また「植物のお医者さん」の呼び名は、近くに生えている植物を健康にする働きがあるといわれるためで、キャベツやタマネギなどのコンパニオンプランツとしても知られています。

女性リズムのトラブル対策にも活躍

代表的なカモミールの種類には、主にティーで用いられるジャーマンカモミールと、主にアロマテラピーなど香りの目的で用いられるローマンカモミールがあります。
どちらも甘いやさしい香りが、穏やかな気持ちへと導いてくれます。 ストレスを和らげるだけでなく、安眠や美肌づくり、女性リズムのトラブル対策にも有用で、その働きかけの幅広さは、まさに万能。
カモミールティーで気持ちを楽にして、環境の変化を楽しむ余裕をお持ちくださいね!
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季節のおすすめハーブ