2024.04.30

5月のおすすめハーブ「セージ」

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爽やかで過ごしやすい季節になってきましたね。
一方で気が滅入ったり、無気力な状態に陥るなど、心身の不調が表れる時期でもあります。
これがいわゆる「5月病」です。
ココロとカラダが発するSOSサインに気付いたら、気分転換を図る、十分に休息をとるなど、自分なりのリフレッシュ&リラックス方法を見つけて、新緑の季節を満喫しましょう。

そこで今回は、カラダの調子とココロのバランスを整えてくれるハーブ「セージ」をご紹介します。

樟脳に似た香りのコモンセージ

地中海北岸を原産とするシソ科の多年草。ベルベットのようにしっとりとした手触りの葉に、樟脳(しょうのう)に似たすっきりとした香りが特徴です。
数ある変種の中で代表的なものは「コモンセージ」という種で、肉料理の臭い消しやハーブティーに、また古くからその清浄やひきしめのチカラを期待して、歯磨きなどにも活用されています。

長生きしたい者は5月にセージを食べよ

コモンセージは、別名「薬用サルビア」とも呼ばれ、古代ギリシアの時代から薬草として用いられてきました。
「長生きしたい者は5月にセージを食べよ」や「庭にセージを植えているものがどうして死ぬことができようか」といった諺が残されていることからも、健康維持や長命を願って使われてきたことがうかがえます。

甘く温かみのある香りのクラリセージ

また、アロマセラピーの精油には「クラリセージ」という種も用いられます。
紅茶のように甘く温かみのある香りが、緊張や不安でこわばったココロをやわらげ、気分を明るくしてくれると言われています。
生活のリズムが崩れがちな時、なんとなく気が急いて落ち着かない時などに、ココロのバランスを整えてくれるでしょう。

セージのチカラを活用して、5月も健やかにお過ごしくださいね。
※カラダへの働きかけにチカラがあるため、通常よりもデリケートな状態にある妊娠中、授乳中の方は、使用をお控えください。
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季節のおすすめハーブ
2023.06.14

部屋干しのニオイは「ティートゥリー」で解決!

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いよいよ梅雨シーズンがやってきます。
梅雨の長雨は、空気がじめじめとしてココロもカラダもすっきりしませんよね。

バスルームのカビ、お部屋にこもった湿気などお悩みは尽きませんが、この時期、もっとも多くの人を憂鬱にさせるのが「洗濯物問題」。
部屋干ししたときに漂ってくるあのイヤなニオイ、なんとかならないものでしょうか。

洗濯物の生乾きのニオイは、雑菌の繁殖が原因。
外で干すよりも乾きが遅く、ぬれている時間が長くなるため雑菌が繁殖しやすくなるのです。

そんなとき、とっても頼りになるのが「ティートゥリー」というエッセンシャルオイル。
爽やかな香りと抗菌力を併せ持つティートゥリーの魅力を知り、梅雨時のお悩み解消に役立ててみてはいかがでしょうか。

抗菌力と清潔感のある香りが魅力の「ティートゥリー」

抗菌の働きで知られるハーブ、ティートゥリーは、オーストラリアに自生するフトモモ科の高木。
先住民であるアボリジニの人々が、その葉をティーにしたことからこの名がつけられたと言われています。
ティーとして楽しむだけでなく、ちょっとしたケガの消毒やかゆみ止めにも使われていたとか。

今でも、オーストラリアでは、ティートゥリーを使ったたくさんの商品が売られています。
葉を蒸留してできるエッセンシャルオイルは、抗菌パワーを持ちながら、肌やカラダへの働きかけは穏やか。
今も昔も、人々の暮らしに欠かせないハーブであることがうかがえますね。

香りは清々しく、まるで森林浴をしているよう。
お部屋の香りを清潔に保ちたいときやリフレッシュしたいときにぴったりです。

「ティートゥリー」でイヤなニオイにさようなら!

それではさっそく、ティートゥリーのエッセンシャルオイルを使って、部屋干しのイヤなニオイを解消しましょう。

使い方は、いたって簡単。
洗濯物を干しているお部屋にティートゥリーの香りを拡散させるだけ。

いろんな方法がありますが、アロマディフューザーを使うとより効果的です。

洗濯物やお部屋から菌を遠ざけてくれるだけでなく、ティートゥリーの清々しい香りがフワッと広がって気分まですっきり!
クリーンな空気に満たされた空間は、じめじめとした梅雨時には格別の心地よさです。

エッセンシャルオイルの量は2、3滴ほどですが、そのパワーは侮れませんよ。
みなさんも、ぜひお試しくださいね。

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
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