2024.11.07

木枯らしに負けないハーバルライフ

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朝晩や日ごとの寒暖差が著しく、急激に冷えるこの季節。「上着が一枚足りなかった!」という日もあるのではないでしょうか。
この寒暖差が、ココロとカラダにとって大きな負担となり、バランスは崩れがちに。
そこで今回は「木枯らしに負けないハーバルライフ」をご紹介します。

リラックスして寒さを解放

寒さを感じたり緊張したとき、カラダは筋肉をこわばらせます。
逆にリラックスした状態では、手足の先まで血が巡るため、寝ている赤ちゃんのようにあたたかなカラダになります。

寒さを解放させるためにも、あくびや深呼吸、肩甲骨を上下に動かすなど、意識的にリラックスすることを心掛けましょう。

ハーブティーはそのイメージ通り、リラックスに役立つものが多くあります。
カモミールやレモンバームといったおなじみのもの以外にも、日本人に馴染みの深いジンジャーも、安心感を得られるハーブといえるかもしれません。

また、エキナセアやエルダーフラワーは、冬に負けない防衛力を高めるハーブとして知られています。
冬に体調を崩しやすい方は、この2つのハーブが「緑のくすり箱」として、大いに役立つでしょう。

柑橘の香りで活力チャージ

アロマでもリラックスに向くものは多いのですが、中でも柑橘系の香りはただリラックスするというだけでなく、同時に活力も与えてくれるのが特徴です。

寒い時期では、甘さやビターさを併せ持つマンダリンや柚子(ゆず)が特に合うでしょう。
おすすめは、天然塩とアロマを組み合わせたアロマバス。
リラックスした状態を保つためには、38~40度のぬるめのお湯に、長めに浸かるのがポイントです。

気温の変化が大きく体調にも気を使う季節ですが、あたたかなハーブティーが美味しい季節でもあります。
本格的な寒さが訪れる前にひと工夫。
縮こまらず活発に、健やかな冬を迎えましょう。
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2024.07.19

熱帯夜、どう乗り切る? 快眠のための眠りの準備

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眠りの重要性は言うまでもなく、最近では睡眠時間だけでなく睡眠の質に対しても、目が向けられてきました。
普段は「どこでも寝られちゃう」「ベッドに入って1分」というような方でも、ちょっとした心理状態の変化や環境の変化で、いつものように眠れないということもあります。

気候の変化で変わる睡眠

快適な睡眠時間を確保するためには、季節によって変化していく気候に合わせ、環境を整えていく必要があるでしょう。
冬の寒さや夏の暑さを意識していないと、いつものように眠れているつもりでいながら、実は浅い眠りで、しっかりと疲れがとれていないなんていうことも。

特に夏は、日中の体力消耗や、食欲不振によって夏バテを起こしやすい季節ですので、しっかりと寝て回復することが、望ましい季節。
しかし、熱帯夜が続くと、十分な睡眠がとれず、なんだか慢性的に眠気やだるさがとれないというスパイラルに、ハマってしまったことはないでしょうか。

寝る前に、ぬるめのハーブティー

快眠に欠かせないハーブは何種類かありますが、中でもパッションフラワーとバレリアンは、特におすすめ
カモミールとの相性もいいので、ブレンドしたお茶を、ベッドに入る1時間前位からゆっくりと飲むのが、いいでしょう。

熱帯夜対策の場合は、アツアツのものを短時間で飲むと、むしろその温度で暑くなり、眠れなくなってしまいます。
そのため、少し前に入れておいて、ぬるめに冷まし、時間をかけて飲むようにしましょう。

体感温度を下げるペパーミントの香り

熱帯夜対策としては、アロマも向いています。
ベルガモットやラベンダーといった精油は、リラックスさせてくれる香りでありながら、とても爽やかなので夏向き。
これらをメインにして、ディフューザーなどで、部屋に香らせましょう。 さらに、体感温度を4℃下げると言われるペパーミントの香りをプラスするのが、熱帯夜対策のポイントです。
一見、すっきりとして目が覚めてしまうと思われがちなペパーミントですが、実はリラックスとリフレッシュのどちらにも使える、不思議なチカラを持っています。
多様な成分を含むハーブならではですね。

ハーブやアロマとの合わせ技で、無理のない程度に工夫を取り入れて、涼やかで心地よい夜をお過ごしくださいね。
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ライフスタイル
2024.06.26

ハーブ香るヘッドスパで極上リラックス! ~セルフヘッドスパ編~

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じわじわと汗ばむ季節になってきました。臭いも気になりませんか?
振り返れば、自分の残り香がふわり…。
そこで、頭皮を清潔に保ちながら、極上のリラックスを味わいましょう!

前回の〈おすすめ精油編〉に続き、今回は、自宅でできるセルフヘッドスパの簡単な手順〈セルフヘッドスパ編〉をご紹介します。

ハーブのチカラを借りてヘッドスパ

ヘッドスパといえば、美容院などで、プロが施すものを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、ハーブのチカラを借りて、自宅でも手軽にケアすることができます。

「暑さと湿気でイライラした気分を和らげたい」
「今日は疲れたからゆったり癒されたい」
「大切な日に向けて髪の調子を整えたい」


そのときどきの気分にあわせて、精油を使い分けるのもポイント。
ハーブの香りを存分に感じながら、ココロ満ちるリラックスタイムを過ごしましょう。

思い立ったらすぐできる! 簡単セルフヘッドスパ

ここからは、セルフヘッドスパの簡単な手順をご紹介します。
シャンプー前、髪が乾いている状態ではじめましょう。
ケア剤がしっかりと行き渡り、頭皮の汚れをしっかり落とすことができますよ。

ヘッドスパの4STEP

1. ケア剤を指先にとり、地肌にまんべんなくつけていきます。


《ケア剤のつくり方》
10mlほどのホホバオイルに、お好みの精油を1~2滴混ぜ合わせます。


2. 指の腹を使って、生え際、頭頂部、側頭部の順に、頭皮をもみほぐすようにマッサージ。
かたまった頭皮を、はがすようなイメージで行ってください。

3. 両手のひらで、頭全体を挟み込んで、圧をかけたら、仕上げに頭皮を持ち上げるようにリフトアップ。

4. タオルで包んで、約5分キープ。オイルが浸透し、汚れが浮き上がります。

その後は、いつも通りシャンプーを。予洗いをしっかりしておけば、べたつきが気になることはありません。
ゆっくりと深呼吸し、精油の香りも楽しんでくださいね。 合わせて使うシャンプーやコンディショナーも、自然の香りや生命力あふれるハーブのチカラを活かしたものがいいですね。
毎日の心地よいヘアケア習慣で、ハリやコシのある髪を育む健やかな頭皮をキープしましょう。

ハーブの清々しい香りに包まれるヘッドスパは、気分が冴えない梅雨の時期にこそ体感していただきたいリフレッシュ法です。
ぜひ一度、お試しください。
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ちょこっとテクニック
2024.06.26

ハーブ香るヘッドスパで極上リラックス! ~おすすめ精油編~

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じわじわと汗ばむ季節になってきました。臭いも気になりませんか?
振り返れば、自分の残り香がふわり…。そこで、頭皮を清潔に保ちながら、極上のリラックスを味わいましょう!

それは、ハーブの香りを存分に感じながら施すヘッドスパ。

頭皮や髪を健やかに保つことはもちろん、疲れや凝りを感じる時や気分が晴れない時にも、極上のリラックスを与えてくれます。
髪の広がりや頭皮のベタつきに悩まされるこれからの季節に、ぜひ試していただきたいハーブ術です。

ハーブのチカラで爽やか頭皮に

ヘアケアの基本は、頭皮の汚れや余分な皮脂を落とすこと。
いらないものが溜まった状態だと、どんなにいいシャンプーを使っても、念入りにトリートメントしても、狙ったとおりの効果は得られません。
健やかな髪や地肌を育てるため、ぜひ基本を覚えておきましょう。

まずは、ヘッドスパに使うケア剤を用意しましょう。 使うのは、ホホバオイル(キャリアオイル)とお好みの精油(エッセンシャルオイル)。
10mlほどのホホバオイルに、精油を1~2滴混ぜ合わせるだけです。
保存料を含まないので、使うたびにつくるのがベターですが、これなら手間もかからず簡単にできますよね。

その日の気分に合わせて選べるよう、いくつか精油を揃えておくのがおすすめです。
それでは、なりたい気分で選ぶおすすめの精油をご紹介します!

肩のチカラを抜いてリラックス。ココロに潤いが欲しい時

【ラベンダー】
リラックス系ハーブの代表格。フローラル調の甘くやさしい香りが、ココロを穏やかに導きます。 【ネロリ】
華やかさと爽やかさが調和したオレンジの花の香り。明るく前向きな気持ちになりたい時にぴったりです。

すっきりと生まれ変わったように、リフレッシュしたい時

【ローズマリー】
初夏にぴったりのクールで爽やかなグリーンの香り。集中力を高めたい時にもおすすめです。 【ティートゥリー】
すっきりとしたシャープなウッディ調の香り。疲れたアタマをクリアにしてくれます。

女性らしく華やかな雰囲気に包まれたい時

【イランイラン】
濃厚な甘さをもつエキゾチックな香り。喜びと幸せに溢れた気分に導きます。 【ローズ】
美しさを引き立てるエレガントな香り。うっとりするほど深く、甘い芳香が、女性らしさと自信を与えます。


なお、柑橘系の精油には光毒性作用を持つものがあるので、日中の使用は避けましょう。
次回は、〈セルフヘッドスパ編〉をご紹介します!
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ちょこっとテクニック
2024.05.27

6月のおすすめハーブ「レモンバーム」

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そろそろ、梅雨入りが気になる頃です。
雨が降ったり止んだり。そんな曇天模様に、ココロまで沈んでしまいがちです。

そこで今回は、不安定なココロを穏やかにしてくれる「レモンバーム」を、ご紹介します。

養蜂にも重宝される「生命のエリキシル」

ギリシャ語で、ミツバチに由来する「メリッサ」の異名をもつレモンバームは、ミツバチが好む、甘いレモンのような香りのするハーブ。
そのため、養蜂にも重宝されています。

16世紀にはスイス人医師のパラケルススが「若さがよみがえり、脳が強くなり、活力の衰えを解消する」と紹介し、ヨーロッパだけでなく中東でも活用されました。
また、レモンバームを「生命のエリキシル(万能薬)」と呼び、治療に用いていたと伝えられています。

高価なアロマ「メリッサ」

アロマセラピーでは、コントロールを失ったココロのバランス回復に用いられます。
ほのかに甘いシトラス調の香りが楽しめるのですが、1キロの精油を得るのになんと約7トンの葉が必要と言われ、高価な精油としても知られます。
つまり、精油の量1グラムに対し、約7キロもの葉が凝縮されているのです。

ハーブティーを飲みながら深呼吸を

ハーブティーでも、ほのかに香りを味わうことができるので、リラックスしたい時は飲みながら大きく深呼吸してみましょう。
女性特有の気分の揺れやおやすみ前、緊張をほぐしたい時に役立ちます。
そして、落ち込みがちなココロに活力を取り戻したい時にもおすすめです。


抽出方法が異なると貴重さも働きかけも変わってしまうレモンバーム。
落ち着きのあるグリーンの香りと甘みのあるレモンの香りがココロとカラダの緊張をやわらげ、新しい季節に向けて背中を押してくれるでしょう。
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季節のおすすめハーブ
2024.04.15

新生活のストレスを和らげるハーブ3選

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4月は、進級や就職、異動や転勤などで、取り巻く環境が大きく変わる時期。
だから、新生活のストレスに負けないココロとカラダづくりが大切です。

そこで今日は、新生活のストレスを和らげてくれるハーブを3つご紹介します。
美味しいハーブティーで、忙しい毎日を元気にマイペースで乗り切りましょう!

1. ジャーマンカモミール

ストレスでキリキリしたり、何か詰まっているような感じがして食事を美味しく楽しめない時におすすめのハーブです。
ココロをリラックスさせるだけでなく、カラダに現れるストレスのトラブルをケアしてくれます。

2. ペパーミント

爽やかな香りでココロとカラダの疲れを癒し、リフレッシュさせてくれるハーブです。
ココロのストレスからくる不調を和らげて、活力を与えてくれます。
気分転換したい時におすすめです。

3. レモンバーベナ

香りが良く、和名でも「香水木(コウスイボク)」と名づけられているほど。
興奮や気持ちの昂ぶりでイライラしてしまう時や、気分が落ち込んで憂うつな時に、平常心に戻って再び元気が出るようサポートしてくれます。


単独でも美味しく飲めるハーブですが、上から大匙《2:0.5:1》の割合でブレンドすれば、ココロとカラダのストレスをケアするハーブティーの完成です! ぜひお試しくださいね。
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ハーブ3選
2024.04.08

頼れるハーブ「カモミール」の活用術

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白と黄色の小さな花、風にそよぐグリーンの葉。
そんな可憐な佇まいが魅力の「カモミール」は、西洋では「ハーブティーといえばカモミールティー」と言われるほどポピュラーなもの。
イギリスの童話でも、カモミールを煎じたお茶を差し出すシーンが描かれています。
そんなところからも、カモミールが人々の暮らしに密接に関わるハーブとして 親しまれてきたことがよくわかりますね。
日本でも「カミツレ」の名で親しまれる身近なハーブのひとつです。

今回は、そんな世界中で愛されているハーブ「カモミール」をピックアップ。
暮らしへの上手な取り入れ方や、春ならではのアレンジ術をご紹介します。

こんな時に飲んで欲しい「カモミールティー」

カモミールのもっともポピュラーな取り入れ方といえば、やっぱりティーですよね。
熱湯を注いで抽出するだけと、とても簡単ですが、注意したいのがカモミールの選び方。

じつはカモミールには「ジャーマン種」と「ローマン種」という2種類があり、ティーにして楽しむなら、ジャーマンカモミールがおすすめ。
リンゴのような香りと、苦味の少ない味わいが特長です。

いつでも手軽に楽しめるのがハーブティーの魅力ですが、リラックスを意識して、ゆったりとカモミールティーを楽しむ時間を日々の暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか?

忙しい朝やおでかけ前はバタバタと気もそぞろ。カモミールティーをゆったり楽しむ時間を取り入れて、穏やかな気持ちで出かけましょう。

ストレスを感じたら、頭の中をからっぽにして、カモミールティーを味わいましょう。カモミールの甘い香りがキリキリとした気持ちを鎮めてくれますよ。

眠りが足りていないと感じたら、おやすみ前の過ごし方を見直してみては? 温かいカモミールティーと過ごすひとときが、眠りの準備を整えてくれます。

春にぴったり! シュワッと爽やかなスパークリングカモミールティー

シンプルに飲んでも美味しいカモミールティーですが、クセがないためアレンジしやすいのも大きな魅力。
いつもとは違った味わいを楽しむことができますよ。

抽出したカモミールティーにハチミツを加えたら、常温になるまで冷ましましょう。
氷を入れて炭酸水で割ればできあがりです。

オレンジをトッピングすると、柑橘系のフレッシュな風味がプラスされて、シュワッと爽快な美味しさに。
こだわりのグラスを使えば、春らしいおもてなしドリンクにもぴったりです。


環境や人付き合いなど、何かと変化が起きやすい春は、いつもよりちょっと心身がクタクタになってしまいがち。
何かに頼りたい、そんな気持ちになったときには、ぜひカモミールを味方に。
美味しく楽しく取り入れながら、新しい季節を元気に乗り切りましょう!
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季節のおすすめハーブ
2023.11.30

冬のココロとカラダに嬉しい「ゆず」の魅力

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湯船にぷかぷかと浮かべたり、あたたかいお鍋にキュッと搾りかけたり。
日本の冬は、「ゆず」の出番がたくさんありますよね。
ココロがほっと和む清々しい香りと落ち着いた酸味に、「冬がやってきたな」と感じる方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな和ハーブを代表する「ゆず」の魅力について、たっぷりとご紹介します。

香りよし、食べてよし「ゆず」が日本人に愛される理由

あらゆる柑橘類の中でも、もっとも耐寒性に優れているといわれる「ゆず」。
寒冷地で育つことから、寒い季節を乗り切るのに役立つ、私たちにうれしい成分がたっぷり含まれているんですよ。

「ゆず」の香りに含まれるリモネンという成分には、巡りをサポートして寒さ知らずの毎日を応援してくれるという嬉しい働きも。
健康を祈って冬至の日にお風呂に「ゆず」を浮かべるのには、こうした目的があったのですね。

柑橘ならではの清々しい香りは、イライラを落ち着かせ、穏やかで和やかな気分にさせてくれます。
この優しい香りに加えて保湿効果もあることから、古くから化粧品の原料としても重宝されてきました。 続いて、食べてもうれしい「ゆず」の働きをご紹介しましょう。

まずは、果皮に美しさや健康づくりに役立つビタミンCがたっぷり含まれていること。
そして果肉や果汁には、日々を元気に導くクエン酸が多く含まれています。
果汁を搾ってお料理にかけたり、果皮を刻んで椀ものに添えたり。日本の食文化には「ゆず」が深く結びついていますね。

皮も種もまるごと使い尽くす、先人たちの知恵

果汁はもちろん、果皮や種に至るまで、幅広く役立てられてきた「ゆず」。
ここからは、古来受け継がれる活用術をご紹介します。

果皮たっぷりのこく深い調味料「ゆず味噌」

【材料】
・ゆず …… 1個
・味噌 …… 150g
・砂糖 …… 大さじ5
・みりん、酒 …… 各大さじ2

【作り方】
1.ゆず1個分の果皮をよく洗い、千切りにし、果汁を搾っておく。
2.味噌、砂糖、みりん、酒を鍋に入れ、木べらでかき混ぜながら中火で煮詰める。
3.火を止めて、1.を入れてよく混ぜ、密封瓶に入れ、冷蔵庫で保管する。

Point
ナスやこんにゃくの田楽にはもちろん、鶏肉や豚肉につけて香ばしく焼くのもおすすめです。ごはんとの相性も抜群。さまざまにアレンジしてお楽しみください。

ほっこり香ってしっかり保湿「ゆずの種ローション」

【材料】
・ゆずの種 …… 20g
・焼酎 …… 140ml

【作り方】
1.ゆずの種を瓶に入れ、1日に1回瓶を振りながら、約10日間焼酎漬けにする。
2.ゆずの香りや色が移り、少しとろみのあるテクスチャーになれば完成。種を取り出し、密封瓶に入れて、冷蔵庫で保管する。

Point
とろみの正体は、ゆずの種に含まれる「ペクチン」という成分。保湿・保水性に優れたローションに仕上がります。ボディに塗って使う場合は、そのままでもOKですが、顔に塗る場合は精製水で約3倍程度に薄めてから使いましょう。
※使用前には必ずパッチテストを行ってください。


「ゆず」は、寒い季節の肌・ココロ・カラダを応援してくれる頼もしい味方!
暮らしのさまざまなシーンで活用し、寒さに負けない元気ときれいを、目指しましょう。
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ライフスタイル
2023.10.03

秋の夜長をアロマで快適に!

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だんだんと日の入りが早くなり、夜が長く感じられるようになってきました。
日照時間が減ることで、ココロとカラダはとても繊細な状態になります。
美容と健康のためにも、夜は本来の自分を取り戻す時間にしましょう。

前回「秋の夜長をゆったり過ごす、子守唄のようなハーブティー」をご紹介しましたが、今回はそのアロマ編のご紹介です。

クラリセージ

ココロを鎮め、幸福感を呼び起こしてくれる香り。
女性バランスの調整を取る働きと、心身の緊張を緩める働きがあるため、ブルーな日や女性の転換期に起る不調に対して、もっともよく使われる精油です。

フラゴニア

甘さと爽やかさが調和した香りで、ココロとカラダのバランスの調整に優れた精油。
メンタルや防衛パワーなどのバランス調整を得意とするので、あらゆる部位の調和をとり、全身のトニック剤のような役割を持ちます。

マンダリン

爽やかさと甘さを併せ持ち、気分をリフレッシュさせてくれる精油。
不安や鬱屈状態を緩和し、気持ちを明るく元気つけてくれます。
柑橘系の精油の中でも、より甘く繊細な香りを放ちます。 香りの情報が届く場所は、自律神経とホルモンをコントロールする場所と同じ視床下部。
だから香りを嗅ぐことは、ホルモンや自律神経を介して、カラダにも良い影響を与えることができるのです。
ココロとカラダのメンテナンスやリフレッシュに、精油をお役立てくださいね!
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ライフスタイル
2023.08.09

新商品「幸せ気分でおやすみしたい時に 夜風感じるレモンバーベナ茶」開発ストーリー

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※2024年は処方はそのままに商品名を「夕暮れからのやすらぎレモンバーベナ茶」へ変更し、8月21日(水)より発売開始いたします。 連日の猛暑、酷暑続きでカラダが参ってしまいますね。
室内外の気温差に疲れが溜まり、夏バテを引き起こしやすくなります。
また熱帯夜による睡眠不足で、翌日まで疲れが残ってしまうことも。

日本国民の5人に1人は睡眠の質が悪いと言われる現代。
そこでenherbでは、夏の疲れや眠りで悩んでいる方のサポートに「幸せ気分でおやすみしたい時に 夜風感じるレモンバーベナ茶」を開発しました。
*以下「おやすみレモンバーベナ茶」と略します

今回は「おやすみレモンバーベナ茶」の開発ストーリーや定番人気「ぐっすりおやすみしたい時に」との違いをご紹介します。

ハーブティー初心者さんでも飲みやすく! 香りにこだわったブレンド

ブレンドの主役は「イブニングティー」や「ベルベーヌ」とも呼ばれるレモンバーベナ。
花の芳香成分も含む優雅な香りで、リラックスしたい時にぴったりなハーブです。
夏の夜に飲むことを想像して甘さは控え、香りだけでも爽やかな気持ちにさせてくれて、毎日でも飲みたくなるレモンティーのようなイメージを目指しました。

一番難航したところはバレリアンの配合量

美味しいだけではなく、機能性を担保するために、おやすみサポ―トに欠かせないバレリアンもブレンドしました。
ただこのバレリアンが曲者で、独特の強い香りを敬遠される方もいるほどブレンドが難しいハーブです。

配合量を0.5g刻みで数パターン用意し、レモンの爽やかな香りが消えず、またしっかりおやすみサポートも発揮できる量を見極めました。
全体では数十回レシピを調整し、結果的に根っこハーブであるバレリアンのコクも活き、良い脇役になっています。

定番人気「ぐっすりおやすみしたい時に」との違いは?

おやすみサポートと言えば、enherbを代表するハーブティーのひとつ「ぐっすりおやすみしたい時に」がすでに存在しています。
「ぐっすりおやすみしたい時に」は、おやすみのお悩みを根本的に見直したい、改善したい方におすすめ。

一方の「おやすみレモンバーベナ茶」は、夜のリラックスタイムを楽しみながら夏のおやすみ時間の質を上げることに重きを置いています。
また、バレリアンの配合量は「ぐっすりおやすみしたい時に」より少ないので、日中、張り詰めたココロやカラダをほぐしたい時にもおすすめです。

ハーブティーを楽しんで続けていただいた結果に「あれ? おやすみの質が変わったかも」とご実感いただけるよう設計しました。 冷たいモノを摂り続けた一日の終わりに「おやすみレモンバーベナ茶」でほっとひと息、さらにお風呂やアロマとの合わせ技で、夏の贅沢な心地良さを味わってみてくださいね。

スタッフも実感!「おやすみレモンバーベナ茶」の魅力

enherbのスタッフは、新商品の発売前に必ず試飲をしています。
日頃からハーブティーを飲み慣れているスタッフの声、ちょっと気になりませんか?
あまり表に出ない声ですがほんの一部ご紹介します!



・優しくほっとする味わいだなと思います。夏のじめじめとした気候でも、お風呂前にこのお茶を淹れておいて、常温にさめたら、一息しながらこのお茶を飲みたいなと思います。



・夕暮れのような涼しげなハーブティーのオレンジ色が、ココロとカラダを落ち着かせてくれるようです。すっきりとしながらもコクが感じられ、飲用後に「ほわ~んと」心地よくなりました。



・さっぱりとしたレモンティーのような優しい味わいで、ふんわり心地よいリラックスタイムが過ごせそうです。夏の夜にゆっくり飲んで、一日のスイッチオフをしたいと思いました。 おやすみの質を高めるためには、ハーブティーやアロマを通して、昼と夜の生活リズムを整えることが大切です。
日中いきいきと過ごすための体調に合わせたハーブ選びは、スタッフへお気軽にご相談くださいね。
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取材舞台裏
2023.05.09

穏やかなバランスを保つためのハーバルライフ

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爽やかで気持ちのよい気候の中、新しい生活のリズムに少し慣れてくるこの頃。
しかし、大型連休でリフレッシュされた方もいれば、逆に疲れてしまった方も。
そうなると休み明けは、カラダはダルいし、気も重いですよね。

そこで今回は、穏やかなバランスを保つためのハーバルライフを、ご紹介します。

心身のバランスが崩れがちな5月

どちらにしても嬉しいイベントであるこの連休をきっかけに、ココロとカラダのバランスを崩してしまう方がいらっしゃるのはご存じでしょうか。
特に、この数ヶ月を忙しく過ごしてきた方が、急ブレーキを踏むように休みモードへ突入すると、生活の変化と気候の変化のダブルパンチで、予想外の大きな歪み〈ストレス〉を、もたらすことがあります。
このような歪みを防ぐために試して頂きたいのが、ハーブティーを使った生活リズム調整です。

ハーブティーで〈ON/OFF〉のスイッチを!

例えば、だらだらと過ごさないために、ローズマリーやハイビスカスのすっきりクリアなハーブで、頭の中を〈ON〉にする。
寝すぎてしまっても、いつもの就寝時間には、パッションフラワーやバレリアンを使ったハーブで、しっかりと〈OFF〉に切り替えて眠りにつく。
このように、ハーブティーをスイッチ代わりに、〈ON〉と〈OFF〉の切り替えを心がけてあげることで、休み明けも無理なく生活リズムを戻すことができます。

ハーブとアロマで女性バランスをコントロール

特に女性の場合、生活リズムの変化で、女性バランスが崩れると、落ち込みやイライラにはじまり、美容にまで大きく影響します。
そのため、女性バランスを保つチカラを高める、ラズベリーリーフやシャタバリのハーブティーを、普段から取り入れるのもおすすめです。 コントロールがうまくいかずに、バランスの悪さを感じてしまった時には、エッセンシャルオイルも頼りになります。
フランキンセンスやカモミールなど、バランスコントロールに向いた香りのオイルを洗面器に垂らし、手浴などをして、自分をみつめる時間をつくるとよいでしょう。

バランスを崩しやすい季節も、少しの工夫で、穏やかに過ごすことができます。
休み明けのパワーを持続できるよう、ご自愛くださいね。
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ライフスタイル
2023.04.28

摘んで、飲んで、気分もあがる! フードドライヤーでつくるカモミールティー

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風が爽やかで、清々しい季節になりました。
花は咲き、緑は濃くなり、少し歩くだけでも、さまざまな植物が楽しめますね。
ハーブを学ぶと、これまで気にも留めなかった道端の草花が、宝物のように見えてきます。

近所の土手には、ハルジオンやヨモギなどにまじって、カモミールが群生している穴場があります。
誰にも気づかれていないのか、気にも留められていないのか、皆さん素通りされていますが、私は小躍りするほど楽しい場所です。
毎年この時期は、家族を誘ってカモミール摘みが恒例行事になっています。
ご覧ください、見事な咲きっぷり。
やはり、香りが素晴らしい!
風が吹くたび、はちみつりんごのような香りに包まれて、気持ちが穏やかになります。 カモミール摘みは、指の間にやさしく花を挟んで持ち上げると、花だけ収穫することができます。
南阿蘇村でのカモミール収穫体験が毎年活かされます。 ほんの数分でたくさん収穫できました。

カモミールをフードドライヤーで乾燥させてみる

毎年、フレッシュで飲んでいたのですが、今年はフードドライヤーで乾燥させて、ドライのカモミールをハーブティーで楽しんでみよう思います。

まずはしっかり水洗い。
今回のカモミールは、人の手入れ、管理が一切されていないので、汚れや虫を落とすためによく洗います。
洗いながら、この水にカモミールの養分が溶け出しちゃっていないかな、と不安が脳裏によぎります。 水気を切ったらフードドライヤーで低温乾燥(約40℃)させます。
寝る前にセットして、朝一で確認することに。ドキドキです!

自作のカモミールティーを飲んでみる

10時間でセットしましたが8時間の時点で、カモミールが完全に乾燥していたので取り出しました。
乾燥直後のカモミールは、生とは比較にならないくらい香りが強く、部屋中がカモミールの香りに包まれるほど!
花びらの白色と花托の黄色が映えて、見た目も香りも100点! さて風味はどうでしょう… びっくりするくらい黄色、いや黄金色のカモミールティーが出来上がりました!
香りの印象そのままのコク深い風味で、リラックスより活力がわくような味わいでした。
これが野生の力強さでしょうか。
なにより近所でカモミールを見つけて、収穫して、ひと手間かけて飲む、という体験が、いつものカモミールティーとは違うエッセンスとして、愛おしく感じました。

春から夏へ、季節が巡り、また新たな植物が芽吹き、花咲きます。
皆さんも、思いがけないハーブとの出会いを、楽しんでくださいね。
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雑記
2023.04.10

4月のおすすめハーブ「カモミール」

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新入学の小学生や新社会人を見ると、初々しい気持ちになれますよね。
新たな一歩を踏み出す彼らだけでなく、私たちも新しい仕事や人間関係など、4月は環境の変化にとまどう場面が多々あります。
ここでストレスを抱えこんでしまうと、慌しさがひと段落する5月頃にココロがスランプ状態へと陥ってしまいます。

そこで今日は、心身のストレス対策に欠かせない、リラックスハーブの代表格「カモミール」をご紹介します。

ココロとカラダにやさしい万能ハーブ

世界で最も親しまれているハーブのひとつ、カモミール。
紀元前から栽培され、薬草としても古くから活用されてきました。
現在でも万能ハーブとして、様々な心身の不調に用いられています。

和名の「カミツレ(加密列)」は、オランダ語の「kamille(カミッレ)」を語源とし、日本には江戸時代にオランダ医学の薬の一つとして、渡来したといわれています。

〈植物のお医者さん〉コンパニオンプランツ

カモミールは別名の多いハーブでもあり、甘いリンゴの香りをもつことから古代ギリシア人は「大地のリンゴ」(カマイメロン)と名づけました。

また「植物のお医者さん」の呼び名は、近くに生えている植物を健康にする働きがあるといわれるためで、キャベツやタマネギなどのコンパニオンプランツとしても知られています。

女性リズムのトラブル対策にも活躍

代表的なカモミールの種類には、主にティーで用いられるジャーマンカモミールと、主にアロマテラピーなど香りの目的で用いられるローマンカモミールがあります。
どちらも甘いやさしい香りが、穏やかな気持ちへと導いてくれます。 ストレスを和らげるだけでなく、安眠や美肌づくり、女性リズムのトラブル対策にも有用で、その働きかけの幅広さは、まさに万能。
カモミールティーで気持ちを楽にして、環境の変化を楽しむ余裕をお持ちくださいね!
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季節のおすすめハーブ
2022.10.28

センチメンタルな秋は「メリッサ」の香りを味方に

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「人を喜ばせるハーブ」として、古代ギリシャ・ローマ時代から重宝されてきた「メリッサ」。
小さな葉を軽くこすると、あたりにはレモンとミントを合わせたような爽やかなシトラス調の香りが広がります。

秋のはじまりに感じる、淋しいような切ないような、なんとなくセンチメンタルな気分… メリッサの香りは、そんなデリケートなココロの状態を、明るく前向きな気持ちへ導いてくれると言われています。

今回は、香り高いメリッサの特徴や楽しみ方、数千年も前から伝承され、人々に愛され続けるその魅力に迫ります。

1mlで〇千円!? 貴重で高価なメリッサの精油

メリッサ自体は良く育つハーブで、決して珍しいものではありません。
ただ、その花や葉に含まれる精油成分がとても少なく、精油ひと瓶分を抽出するためには大量のハーブが必要。
数ある精油の中でも、メリッサが貴重で高価な理由がわかります。

それでも、アロマセラピーの世界ではとてもポピュラーな精油。
ストレスや不安を穏やかにやわらげ、気持ちを上向きにしてくれる万能さと、一度嗅いだらやみつきになってしまうほどのいい香りが、セラピストからの信頼をよせているのではないでしょうか。

人とミツバチに愛されるハーブ

メリッサという名前は、ギリシャ語で「ミツバチ」の意味。
その香りがミツバチを引きよせ、養蜂植物として重宝されたことからこの名がつけられました。
昔は、つぶしたメリッサの葉を空の巣箱にすり込んで、ミツバチをおびきよせていたのだとか。

養蜂植物として栽培される他、料理の香りづけや薬草として使われていたのは2000年以上も前の話。
当時の記録では、ギリシャやローマの人々は、メリッサを漬け込んだワインを飲んで健康に役立てていたと書かれています。

欧米では、ハーブ療法に用いられるなど、今もなお人気の実力派ハーブです。

レモンバームのハーブティーで気分をアップリフト!

ところで、「レモンバーム」というハーブはご存知でしょうか?

じつは、メリッサとレモンバームは、まったく同じもの。 ハーブティーではレモンバームの名で良く知られています。

レモンバームのハーブティーもメリッサの精油のように、不安定なココロを穏やかに落ちつかせてくれる働きがあります。
気持ちをリセットしたい時や、よく眠れないと感じた時には、このハーブティーを飲んで、ひと息つきましょう。

レモンのような爽やかな香りを持ちながらも、酸味のないグリーンの風味でとても飲みやすいハーブティーです。

美味しいレモンバームティーのいれ方

ティーポットにドライのレモンバームを入れ(大さじすりきり1杯が目安)、沸騰したら火を止め、ひと呼吸置いたくらい(95~98℃)のお湯を注ぎます。
蓋をして3~5分置き、ハーブのエキスが十分に抽出されたらできあがり。
カップに注ぎ、甘みを足したい場合ははちみつをプラス。
ハニーレモンのような、ほっとする味わいです。

気分がなんとなく沈みがちな秋の夜長は、メリッサの香り&レモンバームのハーブティーを用意して、本を読んだり、映画を観たり、ココロに栄養をチャージするひとときを過ごしてみませんか。

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
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季節のおすすめハーブ
2022.08.24

「飲む点滴」甘酒を、あのハーブで美味しくアレンジ!

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今年の夏は猛暑で残暑厳しく、9月~10月も平年より気温が高くなるようです。
暑さでぐったりしたカラダにおすすめしたいのが甘酒。
この甘酒、「飲む点滴」とも呼ばれるほど栄養価の高い、優れた発酵食品なのです。

甘酒は夏の風物詩!?

今でこそ冬の風物詩のような甘酒ですが、意外なことに以前は夏の風物詩として親しまれており、今でも俳句では夏の季語とされているそうです。

甘酒の歴史は古く、日本書記にもその起源となる飲み物が出てくるほど。
江戸時代になると、夏バテ対策に冷やした甘酒が飲まれるようになり、夏の風物詩となったようです。

おなじみのあのハーブが甘酒にマッチ

昔の人の知恵が詰まった甘酒は、最近では発酵ブームも手伝い、カラダによいということで人気が高まっています。

そのままでも十分美味しいのですが、アレンジしても美味しいのが甘酒のよいところ。
生姜を入れたり、牛乳や豆乳を入れたりするのは、みなさん御存じのレシピではないでしょうか。

生姜が合うならハーブも合わない訳はないのですが、非常によく合うのが、なんとジャーマンカモミールなんです。
甘酒の独特な発酵の香りに、カモミールの甘い香りがぴったり合います。

ほっとカラダが緩むようなやさしい風味に香りの奥行きが加わり、なんとも言えないやさしい飲み物に仕上がります。

カモミール甘酒の作り方

カモミールのアレンジには、いくつかやり方がありますが、おすすめなのはハーブチンキを使うやり方です。
できあがった甘酒をカップに注いだら、カモミールのハーブチンキを、数滴垂らすだけ。

すぐに楽しみたい方は、濃い目にいれたカモミールティーを、甘酒と同量で割るのがおすすめ。
思わず飲みすぎてしまう美味しさですよ!

カモミールはリラックスだけでなく、カラダのチクチクとした感覚を落ち着かせたり、末梢を温めるのにも役立つハーブ。
だから、甘酒との組み合わせで、温活にもなりますね。

少し意外な取り合わせですが、ほっとすること間違いなしのこのレシピ、ぜひ試してみてください。
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ちょこっとテクニック
2022.04.20

意識してリラックスを図る

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こんにちは、WEB担当の佐藤です。
いきなりですが、「シャバーサナ」という言葉を聞いたことはありますか?
ヨガのポーズ名なのですが、サンスクリット語で「屍(しかばね)」や「亡骸」を意味するそうです。

以前に通ってたヨガスタジオやスポーツジムのヨガレッスン、そして今通っているホットヨガでも必ずレッスンの最後は、この「シャバーサナ」のポーズがあるため、覚えてしまいました。 いつも耳で聴いているだけだったのですが、ネットで検索してみたら「シャバアーサナ」と表現されることが多いようです。
仰向けで手足を少し広げて、目をつぶりたい人はつぶって、いわゆるお休みをするポーズです。(説明は長くなるので割愛いたします)

「奥歯のくいしばりを解いて、肩の力を抜き……」

インストラクターの語りでリラックスへ誘われていくのですが、いつも言われて、はっとします。 昔なんですが、歯が痛くて歯医者へ行ったら、虫歯ではなく、歯をかみ締めてしまっているために、歯が圧迫されていると診断された事があります。
それから、奥歯を緩めるように意識しています。

4月は、激しい気温差でカラダに負担が掛かるうえ、環境が変わったり、何かと慌しいので、ココロも疲れてしまう時季です。

気づくと奥歯にぐぐっとチカラが入っていませんか?
噛み締めていたら、ストレスフルのサインかもしれません。 そんな時は、噛み締めを緩めてあげて、深呼吸で気分を切り替えてみましょう。
肩のチカラを抜き、意識して脱力すると、ココロとカラダの緊張も緩んできます。

そして、ストレスケアはハーブの得意分野です! ここから、やっとハーブのお話です。 enherbでは、リラックスにおすすめなブレンドハーブティーをご用意しています。
リラックスしながら女性バランスケアであったり、元気サポートであったりと、目的が分かれてはいるのですが、好きな風味で選んでみるのもひとつです。 ベリー系の甘酸っぱい風味がお好きな方には「凛として輝く女性の苺とローズ茶」、シトラスやカモミールの風味がお好きな方には「天使の休息 檸檬カミツレ茶」がおすすめ!

深呼吸やストレッチ、ハーブティーなどで意識してリラックスを図り、ココロとカラダを解放してあげましょう♪
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雑記
2022.04.12

アロマのある暮らし、はじめてみませんか?

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朝目覚めたとき、すっきり晴れやかな気分のときもあれば、なんとなく重だるいときもある。
1日の終わりも、ハッピーな気分のまま眠りにつけるときもあれば、ココロもカラダも疲れはてて寝つきがわるくなってしまうときもある。

そんなふうに、日によって体調や気分が違うのは当たり前のことですが、忙しい毎日、少しでも健やかに過ごしたいものですよね。

そんなときに役立つのが、植物が持つ天然の香りのチカラ。

今回は、植物から抽出した香り成分がギュッとつまった精油を活用し、気負わず、自然に、アロマを楽しむ方法をご提案します。

家でも出先でも! シーン別アロマ活用術

自然の恵みがたっぷりつまった精油の香りは、私たちのココロやカラダに心地よい感覚をもたらしてくれます。
その心地よさを一度味わえば、ムリなく習慣にできるはず。

それではさっそく、朝・昼・夜とシーン別のアロマの活用方法をご紹介しましょう。

目覚めの朝に

まだまだ肌寒い春先の朝。
なかなか布団から出られずに、目覚めがわるい……という方には、寝起きの「足湯」がおすすめです。
心臓から最も遠い場所にある足元は冷えやすいため、ここから温めてあげると、全身がポカポカに。

おすすめの精油は、意識がすっきりして元気になれるグレープフルーツ
フレッシュでさわやかな柑橘系の香りは、心身をリフレッシュし、エネルギーが湧き上がってきます。


大さじ1程度の天然塩に、精油を1~2滴垂らして混ぜます。
それを42℃くらいのお湯をはった洗面器に入れてよく混ぜましょう。香りを楽しみながら、ほどよく温まるまで足湯を。

アクティブな昼に

お仕事のときも、お友達に会うときも、お気に入りの香りと一緒なら、もっと充実した時間が過ごせるはず。
携帯できるアロマストーンやアロマペンダントを活用して、清々しい気持ちでいられるアロマを持ち歩きましょう。

おすすめの精油は、ローズマリーやレモン
記憶力や集中力をサポートするローズマリーは、すっきりとしたグリーン調の香りが特徴。
また、さわやかでシャープなレモンの香りは、やる気を引き出しアクティブに楽しみたい1日を応援してくれます。


おでかけ前、アロマペンダントの専用パッドに3滴以下の精油を垂らします。
なければハンカチやティッシュでも代用できます。
自分だけにほのかに香る、お守りのようなペンダントです。

ゆったりの夜に

アクティブに動き回った日も、あまり元気がなかった日も、1日の終わりには温かいアロマバスで心身を休めてあげましょう。
湯気とともにふんわり広がる香りが、心地よい眠りをサポートしてくれます。

おすすめの精油は、ラベンダーやオレンジ
やさしいフローラルの香りがリラックスをもたらすラベンダーや、弾けるような元気な香りがココロを温かく包み込んでくれるオレンジは、休息が足りていないと感じたときや、明日へのパワーをチャージしたい夜のひとときにおすすめです。


天然塩ひとつかみ程度(30~50g)に、3~5滴以下の精油を垂らして混ぜます。
それをお湯をはった浴槽に入れて、香りを楽しみながらゆったり入浴しましょう。



美しく心地よい自然の香りに包まれる時間は、気持ちを和らげ、ココロがふっと軽くなる豊かなひととき。
暮らしにアロマを取り入れて、毎日を明るくポジティブに過ごしてみませんか?

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
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ライフスタイル
2022.03.25

ハーブと眠りのいい関係

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なかなか寝付けない、夜中に何度も目が覚める、目覚めがすっきりしない…。
そんな日々の眠りに悩んでいる方は、多いのではないでしょうか?

「たいしたことはない」と放っておくと、毎日のわずかな睡眠不足が知らず知らずのうちに積み重なり、ココロとカラダに様々な影響をおよぼすことに。
その結果、生活や仕事の質を下げてしまいかねません。

良質な睡眠を取り戻す方法はいくつかありますが、今回はハーブやアロマのチカラで解決する方法をご紹介します。

重要なのは、おやすみ前の1時間

皆さんは、おやすみ前の1時間をどのように過ごしていますか?

睡眠研究で有名なスタンフォード大学では、「眠り始めの90分間をいかに深く眠るか」が良い睡眠を得るための条件だと提唱しています。

だからこそ意識したいのが「眠りへの入り方」。
おやすみ前の時間を使って、ココロとカラダをおやすみモードへ切り替えていくことが大切です。

まずは、光のコントロールから

おやすみ前のリラックス時間は、暖色系のやわらかな光の部屋で過ごすのがおすすめ。
テレビやパソコン、スマートフォンの明るい光は見ないように心がけましょう。

さらに、寝室にアロマを焚くと、より入眠がスムーズに。
ラベンダーやベルガモット、パチュリなどの穏やかな香りは脳の疲れを癒やしてくれます。

温かいハーブティーで、眠りのスイッチをいれましょう

人は、一時的に上昇した体温が下がり始めるときに眠気を覚え、眠りに入っていくと言われています。
シャワーだけで済ませずに湯船に浸かること、温かいお茶でカラダを中から温めることは、良い眠りへの第一歩。

さらに、リラックスをサポートしてくれるハーブや、ココロとカラダの緊張をやわらげてくれるハーブがブレンドされたハーブティーなら、それぞれのハーブの相乗効果で、快眠を力強くサポートしてくれます。

おやすみ前のおすすめハーブ



〈ジャーマンカモミール〉 リラックスの代名詞的なハーブ。イライラや興奮、緊張、不安を鎮め、穏やかな眠りをもたらしてくれます。
甘くやわらかな香りとともにリラックス時間を楽しみましょう。


〈レモンバーム〉 不安、緊張、イライラなどに役立つハーブ。
気分を落ち着かせたいときには、レモンバームのハーブティーを飲みながら大きく深呼吸してみましょう。


〈バレリアン〉 「眠りのハーブ」として知られるバレリアンは、深い樹木のような独特の風味。
心身を緊張や不安から解放してくれます。
独特な風味が特徴ですので、カモミールやシトラス系ハーブとのブレンドがおすすめです。


皆さんも、1日が終わったら明かりを落とし、温かいハーブティーでリラックスする習慣を取り入れてみませんか?
朝までぐっすり、そしてすっきり目覚める、自然な睡眠サイクルを取り戻しましょう。

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
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ライフスタイル
2021.01.20

ハーブのチカラは「五感」に響く

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みなさんは今まで、どのようにハーブを楽しんできましたか?
アロマセラピーやハーブティー、お料理のスパイスなどを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

ハーブ特有の「味」や「香り」は、心身のバランスを整えたり、足りないチカラをチャージしたりと、わたしたちをやさしくサポートしてくれます。
しかし、ハーブの働きはそれだけではありません。

「味」や「香り」からだけでなく、「色」「音」「肌触り」からも感じることができるのをご存知ですか?

今回は、あまり知られていないハーブの奥深さや、幅広い楽しみ方をご紹介します。
ぜひ、試してみてくださいね。

ハーブの魅力は、味や香りだけじゃないんです!

そもそも五感とは、味覚、嗅覚、視覚、聴覚、触覚のこと。
外界の状態を素早く認識して脳に伝達し、体内の機能を調節する働きを担っています。

ハーブの魅力は、そんな人間の五感「すべて」にそっと働きかけることができること。

五感の受容器である鼻や舌からだけでなく、目、耳、肌からも、ハーブのエネルギーを受け取ることができるのです。いつもよりほんの少し、五感に意識を傾けながらハーブを取り入れてみましょう。きっと、ハーブからたくさんのパワーがもらえるはずです。

色を愛で、耳をすませ、肌で触れる。五感をフルに使ってハーブの恩恵を授かりましょう。

五感が受け取った情報はすぐに脳に伝えられ、ココロとカラダにさまざまな作用をもたらします。
では、五感のすべてを使って、ハーブのパワーをうまく受け取るにはどうしたらよいのでしょう。
さっそく、その取り入れ方のヒントをご紹介します。

味覚:ハーブティーやお料理で

私たちが感じる味の基本は、「甘味」「苦味」「酸味」「塩味」「うま味」の五味。
この5つの味は、それぞれ働きが異なります。
たとえば、「甘味」は精神的な充足感をもたらし、「酸味」は食欲を刺激する作用があるとされています。

リラックスしたいときには、甘みの強いリコリスやシナモンのような風味を選ぶといいでしょう。また、疲れやすさを感じたときには、酸味のもとであるクエン酸が豊富なハイビスカスなどがおすすめです。

嗅覚:アロマセラピーで

嗅覚を刺激するには、精油を使った「アロマセラピー」が効果的です。

すっきり目覚めたい朝には、スーッとした香りが爽やかなペパーミント。
リラックスしたいバスタイムには、明るく元気な香りに包まれる柑橘系のベルガモット。
おやすみ前には、清らかな香りで悩みや心配事を洗い流してくれるラベンダーを。

ココロとカラダのSOSに耳を傾けて、ベストな精油を選び、アロマポットやディフューザー、アロマバスなどで香りを楽しみましょう。

視覚:鮮やかなハーブ成分の色から

ハーブティーを飲むときは、ハーブ特有の「色」にも注目してください。
ドライハーブにお湯を注ぐと、赤や黄、中には青などの色が、じわじわと広がっていくのが見てとれます。
それは、ハーブの成分がお湯に溶けだす瞬間。

ハイビスカスの赤い色は「アントシアニン」、ネトルの鮮やかな緑は「クロロフィル」という成分由来のものです。
ポジティブな気持ちに導く赤や、ココロを落ち着かせてくれる緑など。
わたしたちは「色」から得られる刺激から、さまざまなチカラを得ています。

色がよく見えるガラス製のポットやカップを使って、ハーブの成分を目からも感じ取りましょう。

聴覚:お湯を注ぐ音を聴く、緑豊かな公園を歩く

ハーブティーをトポトポと注ぐ音、風にそよぐ草木のザワザワとした音、落ち葉を踏みしめたときのカサカサという音・・・。自然の音に耳をすませてみると、聴覚がさまざまな刺激を受けとっていることに気づきます。

声を発することのない植物ですが、リラクゼーションCDに森林の音が収録されているように、自然が奏でる音は、わたしたちに安らぎを与えてくれます。
テレビやおしゃべりをちょっと控えて、自然がつくりだす音に、意識を傾けてみるのもいいですね。

触覚:植物油を使ったマッサージで

植物油を使ったマッサージは、肌から刺激を受け取る簡単な方法。
まずは、植物油(キャリアオイル)に好みの精油(エッセンシャルオイル)を数滴混ぜて、マッサージオイルをつくります。
これを、手のひらで温めてから、肌をそっと包み込むように優しくマッサージしてみましょう。
オイルに触れた時のソフトな感触や肌すべりのなめらかさ、そして、体内の巡りが心地よく刺激されることで、心身の凝りをやさしくほぐし、リラクゼーション効果をもたらします。

近年では、肌への刺激が人間の活力に影響することが分かってきており、文字通り、触れあいの大切さが見直されてきました。

植物油を使ったマッサージは、優れたコミュニケーションツールとして注目され、介護やベビーマッサージなどの分野でも、積極的に活用されています。

つねに五感に意識を集中させるのは大変ですが、ハーブティーを飲むとき、くつろいでいるとき、歩いているときなど、1日のうちのほんの一瞬だけでも、五感を研ぎすませてみてください。
きっと、ココロとカラダに、嬉しい気づきがあるはずです。

※enherb 監修コラム「ほっとひと息 ハーブの時間」掲載記事です
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ハーブのトリビア
2020.10.29

秋の夜長をアロマで快適に!

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だんだんと日の入りが早くなり、夜が長く感じられるようになってきました。日照時間が減ることで、ココロとカラダはとても繊細な状態になります。
美容と健康のためにも、夜は本来の自分を取り戻す時間にしましょう。

そこで今日は、秋の夜長を愉しむためのアロマを3本ご紹介します。

クラリセージ

ココロを鎮め、幸福感を呼び起こしてくれる香り。
女性バランスの調整を取る働きと、心身の緊張を緩める働きがあるため、ブルーな日や女性の転換期に起る不調に対して、もっともよく使われる精油です。

フラゴニア

甘さと爽やかさが調和した香りで、ココロとカラダのバランスの調整に優れた精油。
メンタルや防衛パワーなどのバランス調整を得意とするので、あらゆる部位の調和をとり、全身のトニック剤のような役割を持ちます。

マンダリン

爽やかさと甘さを併せ持ち、気分をリフレッシュさせてくれる精油。 不安や鬱屈状態を緩和し、気持ちを明るく元気つけてくれます。
柑橘系の精油の中でも、より甘く繊細な香りを放ちます。


香りの情報が届く場所は、自律神経とホルモンをコントロールする場所と同じ視床下部。
だから香りを嗅ぐことは、ホルモンや自律神経を介して、カラダにも良い影響を与えることができる のです。

ココロとカラダのメンテナンスやリフレッシュに、アロマをお役立てくださいね!
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ライフスタイル